洒落にならないほど怖い話

【洒落怖】三人目の自殺者

三人目の自殺者

大学の時、寮の管理人さんが退職するので、寮生みんなでお別れ飲み会をやった時、管理人さんに聞いた話。

彼が寮の管理を任されて間もない頃、寮で飛び降りが続いた事があったらしい。
二人目の自殺者が出て半月ほどした頃、彼は夜の見回りに最上階に行こうと階段を上った。
各階の踊り場には窓がついてるのだけど、上りかけのとこで、窓の外に何かいるのに気付いた。

5階の窓の外に、女の子が逆さに浮いてたそうだ。
髪をばさばさなびかせて、恐怖に引き攣った真っ白な顔をして。
管理人さんは全速力で階段を駆け下りた。

一階下の踊り場に来ると、また窓の外にその女学生が、逆さのまま壮絶な表情で浮いている。
その下の階でも出くわした。
階段は一本だし、もう走るしかないと思ったそうだ。

成仏してください成仏してくださいと声にならない声で繰り返しつつ、もう一度彼女をやりすごして外に飛び出した。
その途端、ドン!とすごい音がして、足元に死体が横たわってたそうだ。
三人目の自殺者だった。

「私、どんな速度で走ってたんでしょうねえー」と言ってたけど、本当に説明のつかない出来事。
これも時空の歪み?

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